2017.04.30 Sun
大樺沢左俣~八本歯ノコル~北岳山荘―南アルプスの沢縦走 1日目
2013年8月8日(木)
短いながらも夏休みが取れたので、南アルプスを沢ルートメインで縦走してくることとしました。
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旅行のことを中心に、学部やPC関係の話も少し紹介したりするブログ。
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2013年8月8日(木)
短いながらも夏休みが取れたので、南アルプスを沢ルートメインで縦走してくることとしました。
始発電車に乗って、鈍行で甲府を目指します。甲府9時発のバスに乗って11時に広河原に着弾し、広河原出発は11時半。今回初の大樺沢ルートを取り、大樺沢二俣まではのんびり歩いて1時間半でした。大樺沢ルート、下部は大量の水の流れが清々しくて、この時点でやや気に入ってしまいましたね。
大樺沢二俣からは、同じく11時発でテン泊装備で北岳山荘を目指している方がいたので、この方と共に歩きました。
大樺沢二俣からは雪渓が素晴らしい。これなら上部で水の確保も期待できます。
想定通り北岳から直接落ちている沢の水が豊富でしたので、上部に登山道がないところまでいって、ここで水を確保しました。
途中ガスりながらも北岳バットレスがかっこいい。
さて、大樺沢左俣が更に急さを増していくと、ついには木製の梯子が現れ、しんどいながらもひた20分ほど詰めると、八本歯のコルに出ました。
15時20分、八本歯ノコルから標高3000m付近まで更に標高差100mちょっと登ります。コルまででホッとして足が緩んだせいか、ここの登りが一番しんどかったですね。
というかここで何故か下山者に遭遇。白根御池小屋まで行くらしいですが、ペース的にみてこの分だと19時以降着は免れないぞ!?
トラバース道分岐からは北岳も北岳山荘も同じ時間。でも北岳はガスってるのでやめて、トラバース道で北岳山荘へ直行しました。僕は大井川源流域を訪れると間違いなく晴れる傾向にありますが、北岳には嫌われているようです。3度目の正直もなりませんでした。
トラバース道分岐からはサクサクで、高山植物を軽く愛でつつも20分ほどで北岳山荘です。16時18分に北岳山荘に到着し、テントを張ってから夕食をたっぷりととってウイスキーを少し飲んで就寝しました。
続きは間ノ岳〜熊ノ平〜乗越沢〜東俣〜雪投沢―南アルプスの沢縦走 2日目にて。
11:27広河原-12:55大樺沢二俣13:07-13:46標高2510m地点14:05-15:05八本歯のコル15:20-15:46トラバース分岐15:56-16:18北岳山荘
歩行時間 3時間55分、行動時間 4時間51分
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午前4時18分に出発。暗闇の中を行く。まずは辛いですが標高差300m下ります。登ったり下ったりが続くところもあり、精神的に疲れます。最後にこれを持ってきたくはないのでこっち回りを選択しました。
すぐに明るくなってきました。
ピーカンの雪倉岳。ここからはそんなに遠くないのですが、ここから五輪尾根でどんどんと離れていきます。
五輪尾根は標高1600m辺りで早くも森林限界突破気味。素晴らしい展望の中歩けますが、灼熱にやられ気味です。五輪尾根が水場豊富でなかったらリタイアしていたかもしれません。
6時48分、花園三角点を通過。この先の水場で20分ほど休憩を取ります。
タカネマツムシソウ。
ミヤマコゴメグサ。
オニシオガマ。
イワショウブ。
イワオトギリ群落。
アカバナシモツケソウ群落。
五輪尾根は木道箇所多いです。
カライトソウ群落。
キンコウカ。
ミヤマダイモンジソウ。
すっごいお花畑の広がる五輪尾根を緩やかに登って行きます。
シロウマアサツキ。
シロバナオオバギボウシ。
平和な五輪尾根。
ウメバチソウ。
これから目指すピーカンの雪倉岳。朝日岳に登ってから縦走して行くのでまだまだ先は長いです。
ハクサンシャジン群落。
ヨツバシオガマ。
シロバナニガナ群落。
短いですがザレトラバースは危険です。
それにしても朝日岳単体でも日帰りが厳しいほど遠いです。6時くらいに出たらしい地元の方と思しき方が華麗に僕らを抜き去って行きました。
雪倉岳がどんどんと遠くなっていくような・・。
オヤマリンドウ。
この夏で一番多くの登山者に会いました。
イワショウブ。
ハナニガナ群落。
チングルマの果穂。
オタカラコウ。
ミヤマキンポウゲ群落。
ハクサンフウロ群落。
ヒオウギアヤメ群落。
ウサギギク。
イワイチョウ。
エゾシオガマ。
朝日岳が迫ってきました。最高の気分です。
ミヤマリンドウ。
ミネウスユキソウ。
朝日岳~雪倉岳は池が多かった印象。
タカネミミナグサ。
ハクサンシャジン。
雪渓を見つけて目を輝かせるkamatsuka。
モミジカラマツ。
ミヤマダイコンソウ群落。
雪渓で少し遊んでいきます。雪渓で冷やしたカルピスうまー!
チングルマのお花畑すごかったです。
ミヤマダイコンソウのお花畑が無限大。
雪渓近くは夏のお花が多く残っていましたよ。
シナノキンバイ。
遠目にハクサンフウロか?などとスルーしてしまいましたが、拡大してみると全部ハクサンコザクラでした。雪渓のそばだから遅咲きなんですかね。近くで見れなくてちょっと残念。
チングルマとハクサンイチゲのお花畑も無限大。
ハクサンイチゲはギリギリですがお花畑を形成していました。
9時38分、朝日岳に到着。ここまでで既に5時間20分が経過。
朝日岳山頂から朝日小屋方面もよさそうでしたが・・。
タテヤマウツボグサ群落。
ニッコウキスゲ群落。
ミヤマキンポウゲ。
ゴゼンタチバナは終わりかけ。
キヌガサソウが水場に残っていました。
縦走路の湿原から朝日岳。
これは何?
ホツツジ。
燕岩。ここにあるらしい水場は見当たらず。
ウメバチソウ。
タカネシオガマ。
タカネミミナグサ。
タカネナデシコ。
カンチコウゾリナ。
シロウマオウギ。
ミヤマムラサキ。
シナノオトギリ。
しばらくガスり気味でしたが、雪倉岳山頂直下で再び段々と晴れてきました。
雪倉岳へ上がっていきます。
タカネツメクサ群落。
雲を抜けて、
12時30分、雪倉岳に到着。まだまだ余裕があります。
山頂にはトウヤクリンドウ。
さてガスってきている白馬岳方面へ向かってまだまだ登ります。
イブキジャコウソウ。
チシマギキョウ。
白馬岳は完全なガスに包まれていますが、雪倉岳はなおもピーカン。
雪倉岳避難小屋はとても綺麗に清掃がなされておりました。ただし非常時以外の使用は不可の模様です。
雪倉岳は自薦百名山に入るかもしれません。
クルマユリ群落。
コマクサは終焉。
鉢ヶ岳。
さて、鉱山道はスルーしてちゃっかり白馬岳に登っている後輩と合流しに行きます。
最後の300mの登りです。ゆっくりと上がっていきます。
雪倉岳~白馬岳間のお花畑はかなり終わり気味でした。
14時27分、三国境を通過。ここで後輩の清水と合流予定でしたが、色々と勘違いが重なり、清水は先に小蓮華山に向かったと判断して通過してしまいました。でも実はまだ白馬岳にいたらしいです。
そして、東京を当日朝に出て公共交通機関で白馬岳に登ってきた清水と三国境先で見事に合流!
14時55分、小蓮華山に到着。ガスってしまいましたが三人で。2年前の常念岳以来でしょうか。
この先ではガスの醍醐味ライチョウさんが大量出現。
ライチョウの親子。
3分に一羽くらい現れたような。
ヤマハハコ。
砂浴びをするライチョウ。
リンネソウ。
白馬大池へゆるやかな尾根を下っていきます。途中白馬大池も晴れて見えましたが、完全にシャッターチャンスを逃しました。
16時4分、白馬大池はガスガス。
コバノイチヤクソウ。
天狗の庭で再び晴れる。
蓮華温泉へジグザグに下っていきます。
17時34分、蓮華温泉に無事下山できました。のんびりと高山植物を観察しながら歩いたので結構時間がかかってしまいましたが、体力にも筋力にもそんなに負荷を感じずに歩き通すことができました。
日帰りにしては中々の大周回でしたが、久々のアルプスの稜線はとっても気持ちがよかったです。特に五輪尾根と朝日岳〜雪倉岳間の百花繚乱お花畑は心を奪われるほどの楽園でした。夏はやっぱアルプスだと思いましたね。
4:18蓮華温泉-5:01瀬戸川橋-5:30ひょうたん池-5:35白高地沢橋-6:02水場6:08-6:48三角点先水場7:07-7:37五輪の森-8:54吹上のコル-9:18直下雪渓9:29-9:38朝日岳9:53-10:23朝日小屋分岐10:28-12:30雪倉岳12:59-13:17雪倉岳避難小屋-14:27三国境-14:55小蓮華岳15:08-15:40船越の頭-16:04白馬大池16:10-16:46天狗の庭-17:34蓮華温泉
歩行時間 11時間32分、行動時間 13時間16分
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2014年8月4日(月)
この日は上北山村に潜む末広がりの巨瀑「岩屋谷滝」に挑みました。天気は小雨気味。
5時40分、道の駅吉野路上北山での車中泊から目覚めてやや南下。水尻バス停へ。
水尻バス停から階段を上がって小峠山の登山道に入ります。小峠山までは一応山と高原地図にも点線で載っているルートです。
迷うような箇所はないと思いますが、そんなにしっかりした登山道ではなく、しかも序盤は急登なので結構疲れます。
小峠山までの標高差は750m。蒸し風呂状態でこの標高差は結構キツいものがありました。滝ヤ的にはこの標高差の時点でもう激おこでしょうね。
小峠山山頂に近づくとややも展望が。どこの山かは分かりませんが素晴らしい。
7時4分、小峠山山頂に到着。
山頂には前鬼への標識もありましたが、かなり踏跡は薄かったです。
この先小峠山西峰までの縦走路は幼木がやや煩いです。
7時27分、小峠山西峰に到着。
小峠山西峰から標高1003m点コルまで下ります。この辺りからは藪の煩さは消えますが、標高1003m点コルから標高差80m登った先の小ピークまでは踏跡がかなり薄くなります。小ピーク先で方向を北に変えて標高1108m小ピークに向かいますが、この標高1108m小ピークにほんの少し登り始めた辺りから谷側を注視すると赤テープがつけられています。岩屋谷滝へはこの赤テープを追います。
赤テープは東北東に伸びる尾根に沿って付けられています。
ある程度下った先で涸れ沢の対岸を見ると赤テープ。
赤テープに従いトラバースします。
涸れ沢を二つ渡った先にある尾根を下って行くと、岩屋谷滝が見えてきました。
8時40分、岩屋谷滝前に立ちました。落差130m、末広がりの滝の頂点に立つ岩屋谷滝です。
念願の岩屋谷滝。感激です。
雄大な岩屋谷滝。
美しい岩屋谷滝。
ちょっと写真だと大きさが伝わりにくいですね。
岩屋谷滝は実は4年越しの思いです。毎年目指してきましたが、その余りの遠さに断念してきました。その滝つぼについに到達。感慨深いです。
滝つぼで1時間余り滞在。9時45分に帰還を開始して、11時31分に水尻バス停に戻ってくることができました。
5:40水尻-7:04小峠山7:17-7:27西峰7:38-8:08下降点8:17-8:40岩屋谷雄滝9:45-10:10下降点-10:34西峰-10:43小峠山-11:31水尻
歩行時間 4時間12分、行動時間 5時間51分
※このコースタイムは参考にしない方が無難です。一般に岩屋谷滝まではネット上の記録では片道3時間半~7時間半程度かかっています。今回は道迷いもなかったため午前中に下山できましたが、下山は日没後の記録が多いです。
往路は小峠山西峰から1003mコルまで下ります。この辺りからは藪の煩さは消えます。1003mコルから再び80m上がって次のピークです。ここは踏跡はかなり薄いです。特に下山時に迷いやすいので方角要確認。できればGPSあった方がよいです。
小峠山西峰の次のピークでは方角を直角に西から北に変えます。往路ではミスりにくいですが、復路では南の尾根に入りやすいので方角の確認を。
そこから北へ向かう縦走路は踏跡がしっかりとあります。1108m峰の手前のコルをほんの少し上がったところから谷側を注視すると赤テープがあります。この赤テープを追います。
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2014年8月3日(日)
昨日に引き続き、Liliumと観光。ニコニコレンタカー奈良JR郡山駅前店でオープン第一号の客としてレンタカーを借りて天川村の洞川温泉郷へ。天川村は結構訪れることの多い村ですが、洞川は初ですね。
面不動モノレールに乗って面不動鍾乳洞に突入。
案外見どころはありました。
その後洞川温泉に入ってLiliumを送り届けた後、
僕は上北山村に突入して道の駅吉野路上北山で車中泊しました。交通量が思いの外多かったので第二駐車場にて就寝。
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2014年8月2日(土)
Liliumと神戸観光。北野異人館街へ。
いくつか入りましたが、遠坂邸は外せない。
風見鶏の館。
その後、にしむら珈琲店へ。
夜はみなとこうべ海上花火大会でした。
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2016年7月31日(日)
この日はkamatsukaと、無雪期の霞沢岳の西尾根に挑戦。通常霞沢岳の西尾根というと残雪期用のルートとなります。
5時17分、太兵衛平バス停を出発。
霞沢岳西尾根へは、上高地行きのバスやタクシーを手前の太兵衛平で降りて、林道を100mほど進んだところから道跡を辿って尾根に上がります。
しばらくは基本的に腰上の笹薮漕ぎをしながら進みます。隠れた倒木は殆どないので安心して進めます。道っぽい跡はあったりなかったりでしたね。
1時間に250mくらいのゆっくりとしたペースで支尾根の標高を稼いでいくと、7時50分、標高2080mで主尾根に合流しました。その後笹薮は段々落ち着いてきて8時50分頃、標高2450m、ハイマツ帯に到達しました。
ここからは記録にない地獄のハイマツ漕ぎ、と思われましたが、案外楽に漕げて9時29分には2540m峰に到達しました。この直下には残雪期用の残置ロープも。
2540m峰からの焼岳。
2540m峰から見る穂高岳は本当に素晴らしい。こんな風景が存在していいのか・・。
さて、霞沢岳山頂へ向けてまだまだハイマツ漕ぎです。
これくらいですが、割りと簡単に突破できます。
10時26分、頂上直下に穂高を目の前にした平和なお花畑を見つけたので、ここでのんびりとすることにしました。普通に霞沢岳に登ってきたのでは気づかないかもしれません。
お花の観察と行きましょう。
ツマトリソウ。
モミジカラマツはお花はカラマツソウそっくりですが、葉っぱがモミジのよう。
黄色い花の代表格の一つミヤマダイコンソウ。葉っぱですぐに分かります。
イワツメクサ。
ミツバオウレンが一輪だけ残っていました。何事ぞ起こりける。
アオノツガザクラ。
コケモモ。
ウサギギク。
ツガザクラが残っているのも時期はずれ?つい最近まで雪渓が残っていたのでしょうか。
チングルマのお花畑。
お花畑で1時間のんびりした後、いざ出発。11時28分、霞沢岳山頂に到着しました。ガスってしまいましたね。
お花畑でのんびりしたので比較的すぐに出発。徳本峠方面も花祭り。ハクサンフウロが霞沢岳直下でお花畑を形成していました。
ミヤマアキノキリンソウも多い。
黄色い花の代表格の2つ目ミヤマキンポウゲ。ひょろっとしています。
ヨツバシオガマ。
大好きなオトギリソウ。これはイワオトギリ。
グンナイフウロ。
マルバダケブキのお花畑がちらほら。
クルマユリ。
シロバナニガナ、朽ちかけたキヌガサソウ、渋い実をつけたサンカヨウなんかもおりました。
霞沢岳東面に焦がれるはkamatsuka。
13時42分、徳本峠へ向かう登山道も落ち着いてきて、ここから再びの登りです。
ジャンクションピーク下り途中からの穂高を眺めながら、色々と同定作業。複雑な山稜です。
14時50分、徳本峠到着。外に出ている方々とちょこっとお話をしました。
徳本峠からの下山路でソバナはミヤマシャジンと似ていますが、かなり高く成長し、葉柄が長いです。
オタカラコウは上高地~明神に多く咲いています。
17時22分、無事上高地まで戻ってこれました。
さて、無雪期の霞沢岳に西尾根で登ってきました。無雪期の西尾根で山頂まで登っている例はネット上で調べた限りではなく、下っている記録が一件だけあったのを後からヤマレコで見つけました。霞沢岳西尾根は地形図で見たところ最も素直なルートに思えるのですが、一般ルートは徳本峠へ大きく回り道をしてから縦走路のアップダウンを経て霞沢岳へ至るようにつけられています。この尾根は想定通りの藪尾根で、標高の低いところでは基本笹薮漕ぎを、森林限界上ではハイマツ漕ぎを強いられましたが、そんなに激しい藪漕ぎではなく思いの外登りやすく、また今度無雪期に来るとしても西尾根だなと感じさせる尾根でした。昔は道もあったのかなと思わせるような道跡もちらほらありました。
山頂ではガスってしまいましたが、登り途中から見えた穂高岳の姿には感動しきりでした。西尾根で行くと山頂手前のお花畑を通るのですが、ここには時期外れの花も多く咲いていて中々面白かったです。ここでゆっくりした後、霞沢岳山頂に向かい、下山は徳本峠を経る一般ルートを選択しました。どちらも通ってみてやはりまた今度来るなら西尾根かなぁという感じでした。恐らく残雪期にはなりますがね。
本山行で体力不足をとても感じたので、今後控える山行に向けて鍛えなおさなきゃなぁという感じでした。ここ半年間一日の獲得標高差が概ね1200m以下で止まってましたから・・。ま、久しぶりのバリエーション、楽しめてよかったです。
5:17太兵衛平-6:15標高1720m-7:11標高1950m7:22-7:50標高2080m(主尾根)-9:29標高2540m9:51-10:26霞沢岳直下お花畑11:22-11:28霞沢岳11:50-12:23霞沢岳K1-14:09ジャンクションピーク-14:50徳本峠15:16-16:24明神16:41-17:22河童橋-17:37上高地バスターミナル
歩行時間 9時間46分、行動時間 12時間20分
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2014年7月27日(日)
この日はkamatsukaと9ヶ月ぶりの山行へ。目標は奥秩父の中でも険しいことで有名な鶏冠山です。
6時29分、西沢渓谷道入口から入ります。
西沢と東沢の分岐点、二俣吊橋まで来て見上げる鶏冠山。あり得ないくらいの急登です。
二俣吊橋を渡ると西沢渓谷の看板の横に小さく鶏冠山の標識が。以前西沢渓谷を訪れた際にはこの看板はなかったような気がしますが、この看板に従って東沢の右岸に入ります。
7時3分、渡渉もなく10分くらい進むと鶏冠谷に出合います。
ここで渡渉して鶏冠谷に入ります。少し鶏冠谷の右岸を進むと、しっかりとした鶏冠山の登山道が始まります。夏はこのまま鶏冠谷や東沢渓谷を遡行する方の方が多いみたいですね。まぁ夏の奥秩父は地獄のような暑さですから・・。
初めはやや急登ですが心地よい登山道。ただありえんくらいの灼熱地獄で死にそうです。
2時間ほど標高を上げて岩っぽくなってくると展望が出てきます。岩登りでない箇所で少し迷いやすい箇所もあるので注意ですが、基本的にそんなに歩きにくいところはないのでそれを参考に。
ここで姫様の登場!
実は就活やらなんやらで山に行く余裕を作れず飢えていたkamatsuka。この山行にも迷わず飛びつきました。
鶏冠山稜線素晴らしい。紅葉の時期にも一度訪れてみたいものですね。
さて、巻道ルートもありますが、直登ルートで登ります。
よじ登ります。下りはちょっと危険かな。
kamatsukaの登り。10ヶ月ぶり。
ガッ。
下山用迂回路の標識。登山地図では鶏冠山~木賊山のルートは消えていますが、木賊山への標識は残っています。
9時57分、鶏冠山山頂に到着。
鶏冠山からの富士山。手前は乾徳山ですかね?
鶏冠山からの国師ヶ岳。
10時20分、さて、木賊山へ向かいます。
よきかな、奥秩父。甲武信ヶ岳は奥秩父で一番しっくりくる山です。
しかし、木賊山がでかすぎです。甲武信ヶ岳が若干空気。
鶏冠山~木賊山も基本的に登山道があります。こんな森が裏山に欲しいですね。
12時17分、木賊山山頂に到着。
12時30分から13時19分まで甲武信小屋で昼食を取ります。
13時30分、2度目の甲武信ヶ岳に登頂しました。kamatsukaは地味に百名山更新で50座目だったようです。
甲武信ヶ岳からの両神山。
下山は戸渡尾根へ。
徳ちゃん新道と近丸新道の分岐。近丸新道は地形図から判断するに闇なので、徳ちゃん新道で下山しました。
徳ちゃん新道は想定通りの平和な登山道でした。
16時45分、西沢山荘に戻ってきました。
鶏冠山、まさか木賊山までこんなにうまく縦走できるとは思っていませんでしたが、結果とても充実した山行となってよかったです。
6:29西沢渓谷入口-6:47西沢山荘-7:03鶏冠谷出合-9:57鶏冠山10:20-10:58標高2177m点11:06-12:17木賊山12:22-12:30甲武信小屋13:19-13:30甲武信ヶ岳13:50-13:59甲武信小屋14:25-15:34徳ちゃん新道分岐15:43-16:45西沢山荘-17:04西沢渓谷入口
歩行時間 8時間15分、行動時間 10時間35分
鶏冠山登山道は二俣吊橋を渡った先から始まります。東沢渓谷道を少し行くと鶏冠谷にぶつかるので、鶏冠谷の右岸を少し進むとしっかりとした登山道が始まります。
そこからしばらくはかなり登りやすい登山道。上部は一部迷いやすい踏跡がついていますが、岩場を除けばそこまで危険なところはないです。危険を感じたら引き返して道の確認を。
最後の鎖のないフリーの岩場ですが巻道があります。特に下山は危険なので巻道を行った方がいいと思います。登りも慣れてる人のみで。
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2016年7月24日(日)
この日は本当は雪倉岳を大周回する予定でいましたが、土曜の帰宅が遅れたので軽く登れそうな、それでも中々楽しめそうな鳥甲山へ。
10時5分、ムジナ平登山口を出発。
鳥甲山は初めから超急登。しばらくすると梯子と鎖場の登場です。
秋山郷を見下ろす。
この辺り展望がいいが、上の方はガスっている様子。
鳥甲山は主尾根に出てからは山頂までずっと高山植物の宝庫でした。
ウツボグサ。
アカモノ。このアカモノはあまり美味しくなかった。
ホツツジ。
ミヤマママコナ。
ハクサンオミナエシ。
ミヤマコゴメグサ。
鳥甲山は実は岩場よりもこういった樹林を歩くところの方が多いです。
湿った林縁にはツルアリドオシ。
ハナニガナ。
11時59分、白嵓ノ頭通過。
そしてガスも絶好調の針葉樹の森へ。
セリ科は難しすぎて同定不可能。
ミヤマシャジン。
コメツツジ。
ヤマハハコ。
ツガザクラ。
イワオトギリ。オトギリソウは好きなお花。
コオニユリ。
そしてここに来て山頂がガスから逃れている説が浮上。
コバギボウシ。
ノアザミ。
マルバダケブキ。メタカラコウ属だったとは驚きです。
超デカいカエルさんの登場。
ニッコウキスゲも咲いていました。
ウスユキソウ。
シモツケソウ。
そして・・、これは来ましたね!いつも通り山頂だけは晴れいただきです!
ツリガネニンジン。
12時57分、鳥甲山山頂到着。
鳥甲山はもうトンボだらけでアブなどのハエ類は山頂にわずかにいる程度でした。
さて、下山は屋敷方面へ。気持ちのいい尾根を歩けますが、東側はところどころ切れ落ちているので注意が必要です。
セリ科の何か。
ヤマホタルブクロ。
マルバダケブキ。
一輪だけ咲いていたシロバナニガナ。
タカネマツムシソウは群落を形成していました。
クガイソウ。
屋敷山から先は見るからに超急坂です。
アキノキリンソウ。
下山中、霞んではいますが完全に晴れましたね、鳥甲山。苗場山もよく見えていました。
アサギマダラが舞う。
15時3分、何とか5時間以内で登ってこれました。鳥甲山は岩っぽい山を想像していましたが、東側が切れ落ちているだけで基本的には樹林帯歩きでした。思いの外たくさんの高山植物に出会えてよかったです。
屋敷登山口までLiliumに迎えに来てもらい(ムジナ平登山口で別れた後彼女はドライブしておりました)、切明温泉に入った後、秋山郷観光としました。
定番の保存民家です。
無料で中に入れるのでお得。
蛇淵の滝。
蛇淵の滝の入口に咲いていた立派なクルマユリ。
10:05ムジナ平登山口-10:42主尾根-11:59白嵓ノ頭-12:57鳥甲山13:12-13:39赤嵓ノ頭-14:03赤嵓ノ肩-14:19屋敷山-15:03屋敷登山口
歩行時間 4時間43分、行動時間 4時間58分
標準コースタイム 7時間30分
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当初三股からインしての蝶ヶ岳・常念岳周回を考えていましたが、天気が芳しいとはいえないので上高地からのピストンとすることにしました。初日は上高地から明神池経由で横尾まで歩いて終わりです。4人は横尾山荘泊、僕と清水はテント泊しました。
14:27上高地-15:24明神15:43-16:25徳沢-17:11横尾
歩行時間 2時間15分、行動時間 2時間34分
2014年7月21日(月)
翌朝は見事な晴れ。
5時25分出発。
登りだすと1時間くらいして槍ヶ岳が展望できるところがあり、感激。
基本的に稜線まで樹林帯となっています。
重機関車の助教も頑張る。個人的に年に2回くらいは登山をしているようで、思ったよりは速かったです。
8時14分、稜線に出ました。
槍穂の稜線にやや雲がかかってしまいましたが、みんな十分に感激してくれました。
9時7分、蝶ヶ岳山頂に到着。
1時間半の間、山頂を満喫しました。
シナノキンバイ。
下山時はライチョウさんもお出迎えしてくれました。
下山後の林道にやや苦戦しましたが、15時40分に上高地に戻ってくることができました。前日は見れなかった穂高。
5:25横尾-8:14稜線8:37-9:07蝶ヶ岳10:34-10:50稜線11:00-12:15横尾13:22-14:08徳沢14:14-14:51明神館14:59-15:40上高地
歩行時間 6時間54分、行動時間 10時間15分
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5時46分、筏津から入ります。
苔生した橋を渡る。
素晴らしい渓相にみんな笑顔。
登りは東回りのルートで行きます。
ヤマアジサイ。
東赤石山は四国の山では珍しく、豊富な高山植物を観察することができます。
イワキンバイ。
シコクギボウシ。
コカラマツ。カラマツソウの仲間で葉は似ている。別名はオオカラマツで、どっちじゃいって感じです。
ウスユキソウ。
ウバタケニンジン。
四国の山には中々ない雰囲気が漂ってきました。
8時48分、東赤石山山頂到着。この上ない青空で石槌山までよく見えます。
山頂ではお馴染みの。
東側は剣山まで見えていたようです。
東赤石山三角点は最初に抜ける展望地点のやや奥にあります。
想像とはやや異なる山頂でした。
タカネマツムシソウは中部以北と四国に分布という不思議な感じ。四国ではレッドリストらしいです。
9時37分、さて、赤石山荘で合流することにして1人だけ岩々した八巻山へ。
いい雰囲気です。四国の山には珍しく高山植物もいっぱい。
一瞬にしてこんなに離れました。
9時51分、東赤石山から14分で八巻山に到着です。
赤石山荘へ点線ルートを下ります。
岩陰は高山植物が多いです。
10時10分、赤石山荘まで降りてきましたが、特に点線にするほどもないコースでした。東赤石山から八巻山は岩っぽいですが、八巻山から赤石山荘の下りは普通に道があります。
オトメシャジンは四国の固有種。ツリガネニンジンの変種で、花の形は同じですが一株から何個も花がぶら下がっていない感じでした。
赤石山荘でしばらく待って仲間と合流。
下山は西寄りのコースを取りました。こちらの方が渓相が綺麗だからか人が多いみたいです。
水も綺麗だし、いい感じに苔むしてて、これは入るしかないっしょ!
12時19分、筏津に下山でした。
下山後はみんな爆睡の中1時間少々運転して霧の森の温泉へ。その後、15時46分に新宮ICにイン。その後交代や休憩をはさみながら26時12分に五反田ICを出ました。僕が自宅についた頃には外は明るくなっていましたね。近畿くらいなら人数集まれば楽に行けるなと感じる旅でもありました。
東赤石山、山頂までは素晴らしい樹林帯と渓相が、山頂ではこの上ない快晴で四国の山々の眺望を楽しむことができました。東赤石山は四国の山には珍しく笹原を形成しておらず、岩っぽくて高山植物が豊富でよかったです。
5:46筏津-6:33橋-7:23渡渉7:30-8:48東赤石山9:37-9:51八巻山9:56-10:10赤石山荘10:29-10:43第二渡渉点10:46-10:52水遊び11:09-11:20第一渡渉点11:26-11:49橋-12:19筏津
歩行時間 4時間47分、行動時間 6時間33分
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この日は僕と清水だけ先行して車を回収です。実は当初の予定では東赤石山まで縦走して筏津へ下りる予定でしたので、前日は筏津に車を置いてバスで中七番へ来ていたのです。銅山越から下山してもすぐに車とは行かないので、比較的体力のある2人で先行して車を回収することとしました。
前日はちち山のトラバース道を利用して散々な目にあいましたので、この日はちち山山頂越えで銅山越方面へ向かうこととしました。しかし、雨の後はとっても滑りやすい道で、同レベルに苦しい道となっているのでありました。
ちち山山頂付近はコメツツジが可憐です。
さてちち山分かれから銅山越方面へ向かいます。漸く雨が止みました。
12時33分、獅子舞の鼻通過。取り立てるものは特にない登山道です。
道中にナツツバキの花が多く落ちていたので見上げてみると、少しだけ残っている木もありました。
ギンリョウソウ。
14時29分、一応展望のある綱繰山を通過。
西山は通らずにトラバース方面に向かいます。
トラバース道へは沢筋の心地よい檜林を進んでいけます。
苔生した森に感激です。
アカモノが甘くて美味しかったです。
まもなくトラバース道に入りましたが、かなり開けた庭園のような感じでとてもいい雰囲気でした。
一輪だけ残っていたアカモノの花。
前日昼からずっとガス雨だったので感激の清水。
15時27分、銅山越に到着。
銅山越のツガザクラは完全に終了してしまっていました。
さて、日浦登山口へ下山します。下は下り始めるとすぐのところに咲いているバライチゴ。
銅山越から旧鉱山路を進みます。
途中無名の滝が多かったです。
ダイヤモンド水。
石段多くかつての営みを感じながらの山歩きです。昔はこちらの方まで集落が伸びていたんですね。
16時56分、日浦登山口に下山。
17時のバスに乗って筏津へ行き、車を回収してマイントピア別子で温泉。その後新居浜のうどん茶屋志道でさぬきうどんを食べて、この日は道の駅で就寝しました。さぬきうどんはバリうまでした。
10:15丸山荘-10:55紅葉谷分岐11:04-11:21ちち山-11:53ちち山分岐12:00-12:33シシ舞の鼻-13:06土山越13:14-14:29綱繰山-14:45大峠-14:52水場15:03-15:27銅山越15:48-16:25ダイヤモンド水16:30-16:56日浦
歩行時間 5時間40分、行動時間 6時間41分
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2016年7月16日(土)
東京を前夜21時に出発して3人で交代しつつ後部座席で仮眠しつつ運転して7時過ぎに愛媛県の新居浜に着弾。片道800kmの長旅でした。少し補給して登山口の中七番には8時10分に到着しました。
9時30分、中七番先の住友フォレスタハウスから入ってまずは平家平へ向かいます。
最初渓谷道でいい雰囲気、たっぷりと時間を使ってのんびりとします。
その後も稜線まで心地よい樹林帯が続きます。
11時13分、稜線に出ると生憎のガス。
花でも愛でながら歩くこととしましょう。下はタカネオトギリ。オトギリソウの四国変種で、花はオトギリソウよりも大型だが、葉は小さいです。
そうこうしているうちに平家平が晴れてきます。
12時12分、平和な平家平に到着しました。家族連れの方とかものんびりとされていましたね。
しかししばらくすると再びのガス。12時38分に平家平を後にして笹ヶ峰方面へ向かいます。下は青色のヤマアジサイ。
冠山を過ぎると雨。この辺りから藪漕ぎ要素も少し出てきたので大変でした。
14時25分、ちち山分岐通過。
ちち山のトラバース道は噂に違わぬ酷さで意味の分かる写真は殆どありません。泥とかはないですが、岩と低木が邪魔でかなり歩きにくいです。なので花の写真。下はイヨフウロ。フウロソウ科で、ハクサンフウロやアサマフウロのお仲間。ハクサンフウロっぽいけどハクサンフウロとはなんか違うよなっ思ってたらやはりそうでした。
15時半頃、紅葉谷分岐を通過し、ちち山の地獄のトラバースを越えると晴れてきました。
まもなくの笹ヶ峰へ向かいます。
笹ヶ峰はまさに四国の山らしい山容。
15時45分、笹ヶ峰に到着。
霞み気味ではありますが、満足。
16時38分、さて丸山荘へ向けて下ります。
17時10分、丸山荘に着弾。
13人PTのキャンセルがきてしまったから嬉しいとかでとっても歓迎され、5人では食べきるのが大変なくらいの焼肉をいただきました。感謝です。
夕陽をみなで見て、お風呂にも入れていただいて、この日はテントで就寝。
9:30住友フォレスターハウス-11:13巡視路分岐11:30-12:12平家平12:38-13:14冠山13:27-13:47一ノ谷越13:52-14:25ちち山分岐14:30-15:20紅葉谷分岐15:28-15:45笹ヶ峰16:38-17:10丸山荘
歩行時間 5時間33分、行動時間 7時間40分
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前夜札幌でレンタカーを借りておいてホテルで寝てからの出発。結局出発は4時23分と大分遅くなってしまいましたが、7時前には層雲峡に到着。30分ほど補給をして林道を走らせ、
8時25分にはニペソツ山の十六沢登山口に到着することができました。大雪山を完全に回り込んできているのでめっちゃ遠いですね・・。
8時58分、登山口を出発。最初すぐに対岸に渡ってからは、無理やり切り開かれた泥濘の登山道で標高差600mを登ります。
10時1分、天狗のコルに到着。正面に見えるは前天狗岳。
天狗のコルはチングルマのお花畑が形成されていました。
前天狗岳の登りから後ろを振り返ると石狩岳が渋い。
10時37分、前天狗岳まで来ると念願のご対面です。
うおおおおお、ニペソツ山かっけー!
「日本百名山を出した時、私はまだこの山を見ていなかった。ニペソツには申し訳なかったが、その中に入れなかった。実に立派な山であることを、登ってみて初めて知った。」
ニペソツ山は自薦36名山入り必至でした。
登り途中にはチシマノキンバイソウ群落。シナノキンバイとの見分けは分かりません。
大雪に聳える孤高の岩峰、それがニペソツ山です。
11時38分、ニペソツ山山頂に到着!2時間40分の山行でした。
上から見下ろす鋭い山容。
十勝連峰。
トムラウシと旭岳。
石狩岳。
12時27分に下山を開始し、14時35分には下山できました。
下山後は幌加温泉です。キタキツネ君がこちらを見ている。
層雲峡を少し観光してから一般道で頑張って帰りました。
大函
銀河の滝
流星の滝
8:58十六沢登山口-10:01天狗のコル-10:37前天狗-11:38ニペソツ山12:27-13:17前天狗-13:43天狗のコル-14:35十六沢登山口
歩行時間 4時間48分、行動時間 5時間37分
標準コースタイム 10時間40分
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睡眠ほぼゼロでしたので、奈良田からのバスでちょっとでも寝て体力回復しようと思ったのに、まさかの満員電車並みの混みようで立ち乗り!超揺れるのでとても辛いです。(芦安~広河原のバスが運休だったからです。)
7時7分出発。嶺朋ルートは取り付きのみやや分かりにくいですが、野呂川の吊橋を渡った後左の遊歩道に入ってすぐの吊橋を再び渡り(大樺沢を渡り)しばらく野呂川沿いに進みます。右手を見ながら歩いていると取り付きに赤テープがあります。初めは急坂です。旧きゲートよりは手前に取り付きがあります。
取り付いて以降の嶺朋ルート自体はマークがこれでもかというくらいつけられているので迷うことはないでしょう。
マークの多さにはやや興醒めですが、静かな森は楽しめるのでよしとしましょう。このルートで北岳も南アの山と認められるように。
崩壊地の縁を通ります。
途中ルート標識が何箇所かに置いてありますが、登りだと気づきにくいかもしれません。
しかし、これでもかと言わんばかりのマーク。
樹林のおかげで徐々に何とか調子も上がってきました。
そして広河原から2時間半ほどで森林限界突破気味のところまで来ました!北岳の登場です!!こっからの北岳かっけー!
ハイマツ帯です。
ハイマツは避けて登れるようになっています。
上部までちゃんと道があって驚きますが、一般登山道ではないので踏跡がしっかりしていないところや倒木は多かったです。迷うことはありませんが、これらによる消耗も考えた上で計画を立てて下さい。
イワカガミ。
北岳は嶺朋ルートだなと感じる瞬間。
ボーコン沢ノ頭やや下につけられた嶺朋ルートの入口。ここからの北岳は本当に素晴らしい。なおボーコン沢ノ頭からこの標識は見えないので、一応一般登山者への配慮もなされた標識です。
嶺朋ルート入口からボーコン沢ノ頭、八本歯、北岳と続く稜線。
10時29分、広河原から休憩13分込みの3時間22分でボーコン沢ノ頭に到着!
やはり北岳はこっちからでしょう!!!
登山者がどんどん左俣を登ってくるぞ!こんな風に眺められるんですね。
八本歯ノ頭手前からは北岳バットレス!!!!
そして八本歯の頭からの北岳だ!!!
11時24分、八本歯ノ頭通過。
ハクサンイチゲ。
八本歯ノコル付近からの間ノ岳はとても美しい。この姿非の打ち所がないです。
白峰三山縦走路を見下ろしながら最後の登りです。
歩いてきた嶺朋ルート~ボーコン沢の頭~八本歯の稜線。
12時20分、北岳山頂に到着しました。北岳では実は初の晴れ。間ノ岳はいつも晴れるんですが・・。
北岳から鳳凰三山。
北岳から富士山。
白峰三山を日帰り縦走してもよかったのですが、殆ど寝てない上翌日も外せない用事が朝からあったのでやめておきました。
北岳から仙丈ヶ岳。
13時22分、1時間ほどのんびりとした大賑わいの北岳山頂を後にします。
両俣からのルートもいつか行ってみたいものです。
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。
北岳肩を過ぎて下山は初の右俣ルートを選択します。
途中お花畑。7月は見頃ですね。
シナノキンバイ。
これが右俣ですが、雪渓は通りません。
14時55分に二俣を通過し、15時55分に広河原に下山できました。しかし、二俣より下部で今から登ってくる登山者2PTに遭遇したのは謎でしたが・・。流石の農鳥オヤジもおこでしょう。
嶺朋ルート、超絶グロッキーな体調で登ることとなってしまいましたが、登り始めると下部では南アらしい樹林に、上部では北岳の素晴らしさに癒され何とか日帰りしてくることができました。八本歯のコルまで途中出会った登山者はゼロで、こんなに賑わっている広河原からの北岳の中で南アらしい静かな山行を楽しむことができました。
北岳へ登る登山道としては一番オススメできますが、山と高原地図で触れられてしまったのがちょっと残念でして、不用意な登山者が増えないことを祈るばかりではあります。
7:07広河原-8:37標高2219m点8:50-10:29ボーコン沢ノ頭10:49-11:24八本歯ノ頭11:32-12:20北岳13:22-13:36北岳肩13:46-14:55二俣-15:55広河原
歩行時間 6時間55分、行動時間 8時間48分
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3時半頃友人を回収。6時半頃に信州中野ICで降り、まずは登山前に澗満滝に立ち寄りました。
8時17分、聖平登山口を出発。
2人とも登山は初ですが、片方はウルトラマラソンにも出ている猛者で心配はない。もう1人はあまり運動をしていないのでやや心配でしたが、標高差はそんなにないので案外サクサク登っていました。
道中にはギンリョウソウがたくさん。
稜線近くにはゴゼンタチバナ。
10時12分、のっきりに到着。稜線に出ました。
ウラジロヨウラク。
横手山へ至る縦走路。
下は何の山か分からなかったが、野反湖へ至る登山路の途中にある大高山のようだ。
稜線の花のピークは終わっている感じでしたが、辛うじていくつか咲いておりました。
ハクサンフウロ。
ミヤマダイモンジソウ。初めて見ました。
10時53分、岩菅山に到着。
2人とも余裕がありそうなので裏岩菅山まで縦走することにしました。こちらの方がお花が多かったです。
クルマユリ。
ミヤマコゴメグサ。
裏岩菅山が近づく。
アカモノ。
ツマトリソウ。
タテヤマリンドウ。
11時56分、裏岩菅山到着。
正面には焼額山。
歩いてきた縦走路。
烏帽子岳方面は面白そう。秋山郷への下山路はめっちゃ急峻そうです。
40分ほどのんびりして戻ります。途中岩菅山で記念写真。
13時16分、岩菅山から下山開始。
シロバナニガナ。
ハナニガナ。
マイヅルソウの進化系。
モミジカラマツ。
15時前には下山し、温泉に入った後、21時には帰還できました。
8:17聖平登山口-8:54フクイ沢-10:12のっきり-10:53岩菅山11:10-11:56裏岩菅山12:37-13:07岩菅山13:16-13:39のっきり-14:22フクイ沢14:30-14:58聖平登山口
歩行時間 5時間26分、行動時間 6時間41分
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2016年7月4日(月)
ケルン大聖堂、アウグストゥスブルク城、アーヘン大聖堂―17th Tetrahedron Symposium その後2日目の続きです。
この日は前日やり損ねたライン川下りに行くことに。
デュッセルドルフから特急でビンゲン中央駅へ。そこから各駅で一駅行ったビンゲン・シュタット駅で降ります。(リューデスハイムから乗ることも考えましたが、ビンゲンの方が楽なのでビンゲンにしました。)
ザンクト・ゴアールまでの乗船券を購入して、ライン川下りの観光船に乗り込みます。
ライン川渓谷中流上部は地理学的、歴史的、文化的、産業の分野の複合的で独特な景観として世界遺産に登録されている。
観光船なので色々と揃っています。というか基本的にカオス。
ラインシュタイン城。
バッハラッハ。
ザンクト・ゴアールの対岸にそそり立つ高さ約132mの岩壁、ローレライ。
ザンクト・ゴアールからひたすらの鈍行(更にこれがかなり遅れ)でデュッセルドルフまで戻り、
そっからも適当にデュッセルドルフ空港へ。
ロスバゲした荷物についてちゃんと調べてもらうと、僕らの乗った便自体が存在しない、というかデュッセルドルフ空港についていないということになっていて、Mysteriousだと言われ終了・・。当然ながら荷物はまだ届いていなかった、というか何処にあるか分からない。「デュッセルドルフに届いたら絶対に日本に送る」という約束をされてその場を去る。まさか便の存在自体がなかったことになっているとは・・。
仕方がないのでそのまま荷物ないまま日本に帰ることにする。エミレーツの機内食はそれなりに美味しかったです。
帰りもドバイ経由の長いフライトとなりました。
なお荷物はこの一ヶ月くらい後にまず僕のが届き、その二週間後くらいに無事関さんのも届きました。こんなに遅れてくるならもはや届かずに紛失で保険降りた方がよかったですね・・w
※因みにここでも更なるトラブルがありました。まず関さんの荷物がANA(エミレーツではなく)で届いたとの電話があり関さんが対応していると、どうやら紛失登録されている荷物と形状が違うとのことでした。なんとこれは僕の荷物で、受付は焦った結果かタグも逆につけてしまっていたのでした・・。なんということでしょう。
まぁ何はともあれ、17th Tetrahedron Symposiumとそれに伴う旅行を十分に満喫してくることができた8日間でした。
7:51デュッセルドルフ中央駅(Duesseldorf hbf)-(EC115)-9:59ビンゲン中央駅(Bingen(Rhein) Hbf)10:01-10:04ビンゲン・シュタット(Bingen(Rhein) Stadt)10:30-(観光船)-11:50ザンクト・ゴアール(St. Goar)12:38-(MRB32)-13:08コブレンツ(Koblenz)13:28-(MRB26)-14:13アンダーナッハ(Andernach)-14:58ボン中央駅(Bonn Hbf)-15:28ケルン中央駅(Köln Hbf)15:50-16:26デュッセルドルフ空港駅(Düsseldorf Flughafen)16:36-デュッセルドルフ空港21:30
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Author:Evergreen
年齢:30歳、性別:男
所属:どこぞの製薬企業研究員
趣味は滝めぐり、山登り。
性格は普遍的ではないです。
このブログの存在理由は不明。
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