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『物理化学(化学入門コース2)』進捗状況

物理化学(化学入門コース2)の進捗状況です。



2009.6.25 2章 分子終了

2章 分子は、分子の概念、化学結合の基本的なでき方、原子核と電子の運動の分離、水素分子イオンと水素分子、等核2原子分子、異核2原子分子、多原子分子、電子の励起と電子スペクトル、原子核の運動についての話でした。

これも1章と同様に他の参考書などで一度学んでないとよく分からない箇所がいくつかありましたね。多くは量子化学―基本の考え方16章で学んでいたので新しい話は多原子分子と原子核の運動についての話くらいでした。

この前も書きましたが、この参考書にも、

有機分子では多くの場合、基底状態ではHOMOまでの分子軌道に2個ずつ電子が入っている。このときHOMOからLUMOへの電子の移り方としては、HOMOに残る電子とLUMOに上がる電子のスピンが平行になる場合と、反対向きになる場合がある。前者ではそろったスピンの向きが3種類考えられるので三重項とよばれ、・・・

と書いてありました。この参考書の記述の仕方では多くの人が混乱するのではないかと思います。「前者ではそろったスピンの向きが3種類考えられるので・・・」って、どう考えられるのか教えてほしい。

2009.6.23 1章 原子の構造と周期律終了

1章 原子の構造と周期律は、原子と周期律、水素原子のボーア模型、シュレーディンガーの波動方程式、多電子原子と周期律についての話でした。

長いこと水素原子の電子の角運動量の大きさがl(l+1)(h/2π)で、そのz成分はm(h/2π)であるというところで詰まっていたのですが、量子化学―基本の考え方16章を読んだおかげでそこを読み進めることができました。

この本は確かに一度学習した人の復習用としての利用の方が向いているかもしれません。少なくとも1章に関しては初めて学ぶ人には全くお勧めできませんね。

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関 一彦

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| 化学について | 23:51 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

現役のころから見てました!初コメです^^
everさんはそういう参考書をやる上で、ノートとかに書いたりしてるんですか?それも綺麗に書いてたりしてるんですか?
僕は白紙に殴り書きしてそのあと捨てたりしてるんですが、それだと後々になって見直したいと思ってもできないので困ります><
なのでノートを作った方がいいのかなーなんて思ってるんですが、everさんはどうしてるんでしょうか??

| ベン蔵 | 2009/06/23 15:28 | URL |

>>ベン蔵さん
ノートを作ったりはしていませんね。計算過程が省略されていたり、頭の中だけじゃ分からなくなってきたときは白紙に色々と書きなぐりますが。
演習問題を解くときとかも白紙に解いています。一応ガチャックなどでまとめてはいますが見返すことはほとんどないですね。
自分で自分の書いたことを見返したいと思うならノートを作ればいいのではないかと思います。私に合わせる必要はありませんよ。

| Evergreen | 2009/06/25 23:59 | URL | ≫ EDIT

この場合の平行ってのはスピン殻運動量(これ自体僕はまだちゃんと理解できてないからどうしようもないんだけど)が同一な電子のことだと思う。
この場合だと、たとえばスピンの正が時計回り、スピンの負が反時計回りだとすると、HOMOとLUMOが反平行で二つのスピンがあるとするとこのフロンティア軌道(っていうんだっけ?)では全スピン殻運動量は0になると思う、反時計回りと時計回りので重ねあわせで。
これは一通りしかないから一重項。
逆に平行なものを重ねあわせるとスピンの向き(どっち回りか)は一緒だけどスピンのベクトルの方向(中心から見てどの方向に回るものが出てるか)がそれぞれ二種類(正と負)があるから合計すると三通りに、で三重項。
(正、正)(正、負/負、正で0)(負、負)
言葉にすると全然伝わらないわ。
平行が厳密には平行じゃないってことだと思う。
ってか僕が読んだ本にはそう書いてあった。

| あるいは | 2009/06/26 01:12 | URL |

ってか僕もちゃんと理解してるとは言いがたいから間違ってるかもしれないし流してください。

| あるいは | 2009/06/26 01:13 | URL |

「向きが三種類」の三種類目はラーモアの歳差運動について知っていないと説明不可能だと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/Larmor_precession
http://www.youtube.com/watch?v=4QGQU60C4GQ
力学でやりました?
http://staff.aist.go.jp/nakashima.yoshito/nouzei/nouzei3.html
↑この円錐表面をクルクル回ってるのが電子のスピンの姿だと思ってください。ここではプロトンになっていますがほとんど同じことです。
スピンの軸はコマと同じで歳差運動していて、上下反対の向きになっている円錐を


のように重ねるやり方は回転方向によって2種類あることが分かりますよね。↑と↓の磁場は打ち消し合うけど、回転方向が同じでかつ円錐上の位置が真ん中で上下対称(周期がきれいに同期している)なら水平成分が残ります(横磁化)。
高校の電磁気でやったおなじみベクトルの合成です。
http://chem4823.usask.ca/nmr/vector_model.html
おそらくそれを向きの一つとしてカウントしてるんじゃないかと思います。
回転の向きも上下も逆なのが一重項状態です。
全ての磁化成分が打ち消されます。

| medvech | 2009/06/26 20:07 | URL | ≫ EDIT















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