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めぐり逢う世界

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皇海山 松木沢(松木渓谷)・庚申山~中倉山ルート(石塔尾根)で日帰り周回

2014年9月23日(火)

この日は皇海山を松木沢ルートと庚申山~中倉山ルート(石塔尾根)で周回しました。

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皇海山にはこだわりがあった。百名山を登るにしてもその山のよさを知れるルートで登りたかったので皇海橋からの往復だけはしたくなかった。それでは普通は銀山平から鋸山経由で往復となるわけですが、往復は苦手な上にこれは非常に行程が長い。それではどうするか?そこで松木沢ルートの存在を知った。ここで松木沢~皇海山~鋸山~銀山平~自転車で登山口というルートを思い浮かんだ。

しかし、更に調べていく上で庚申山から一部道はないが稜線を歩いて松木沢ルートの登山口まで降りることが可能であることを知った。ただし、この庚申山~オロ山~中倉山のルートはネットで調べても松木沢以上に情報が出てこなかった。藪漕ぎを要するのは庚申山~オロ山だけのようなのでコースタイムを試算してみた。

5:30銅親水公園-9:00ニゴリ沢出合-11:30皇海山-12:30鋸山-14:00庚申山-15:00オロ山-16:30中倉山-18:00銅親水公園でギリギリ日帰りができそうな気がした。9月は挑戦の時期と決めているのでトライしてみることとした。しかし、ほとんどがバリエーションルートな上で標高差2200m、平面距離25kmは中々のもの。

6時18分、銅親水公園出発。予定より1時間近くも出発が遅くなってしまいました。

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三沢出合手前の堤体までは左岸の林道を歩いていきます。林道には昔の跡がちらほら。

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しばらく行くと林道が荒れてきます。因みに地形図ではこの辺りで林道が切れていることになっています。

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松木沢ルートの序盤は右岸の岩が凄いです!

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ここはロッククライミング&アイスクライミングが盛んらしいですね。

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序盤から想定外の素晴らしい景観に圧倒されていました。

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皇海山にこんな側面があったとは全く知りませんでした。

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松木沢ルートはこれを見るためにも来る価値があります。

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荒れてきた林道の後、更に林道跡のようなものを進むと、三沢出合手前の広河原辺りで自動的に河原に出ます。ここからは河原歩き。林道と同じようなペースで歩けます。
一度だけ右岸に渡り、三沢出合手前の堤体が見えてきました。重機が放置されていますね。

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堤体は右岸から越えましたが、左岸越えの方には足掛けが付いているようです。堤体先からついに沢歩きのはじまり。

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濡れてもいい作業靴で何度もじゃぶじゃぶ渡渉しながら進んでいきました。

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基本河原をいいペースで進んでいけるルートですが、途中で支流の滝のアクセント。

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次第に渓谷らしくなってきます。

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記録などでよく登場する例の淵まで来ました。直で行くならば泳がないとキツいと思いますが、左岸の岩を巻いて行けます。

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巻き中。

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松木沢ルートは山と高原地図にはコメント程度しかつけられていませんが、沢歩きのアクセントをちょっと加えた登山道としてはいいルートだと思いました。

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稜線が見えてきました。

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8時48分、銅親水公園から2時間半でニゴリ沢出合に到着しました。

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ニゴリ沢出合は左岸の岩に「ニゴリ沢」などといったマーカーがつけられています。ここで松木沢本流を外れて右俣のニゴリ沢に入ります。

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ニゴリ沢はもはや沢歩きという感じはなく、モミジ尾根起点までは濡れずにも行けますが、モミジ尾根の取り付きまでは登山靴に履き替えずに進みました。

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9時6分、モミジ尾根の取り付きに到着。モミジ尾根の起点では右岸に岩に消えかかっているマーカーで「国境平 ~時間」といったようなことが書かれています。ここで左岸の奥を見やると赤と黄のモミジの標識が続いていっています。

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モミジ尾根は序盤はかなりの急登です。かなりはっきりとした踏跡があり、更に赤テープや赤と黄の標識が案内してくれ迷うことはないと思いました。

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急登が終わると気持ちのいい尾根の始まり。

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途中ニゴリ沢への標識もつけられていました。

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国境平が近くなって平坦になってくると笹薮で道が不明瞭になってきますが、基本何処でも登れます。国境平までは赤と黄の目印がありますが、尾根を見失わない範囲では何処を行ってもいいでしょう。

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国境平付近からはようやく皇海山を拝むことができました。中々ない構図で、勇猛な皇海山が望めました。

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日光白根山~三俣山~皇海山の縦走路に合流してからは、下のような標識がたびたびつけられていました。

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縦走路に入ると基本的には道がありますが、一部藪が邪魔をしてきました。下部は笹薮が腰くらいまであるところも。上部は倒木が邪魔をしてくるところが何箇所かありました。

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カモシカ平からの皇海山。やや紅葉していました。

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カモシカ平付近からは日光白根山がよく見えました。日光白根山へ続く縦走路もいつか歩いてみたいですね。

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朝登ってきた長大な松木沢渓谷も見えました。案外早く稜線まで上がれましたね。

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皇海山直下まで来るとこんな感じの登りになってきました。そして皇海山直下で北尾根に転換するところで若干ミスって道を外しました。

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皇海山直下で燧ヶ岳も見えるようになりました。皇海山から3分くらい下ったところですね。

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11時16分、皇海山登頂。松木沢をかなりいいペースで歩けたおかげで銅親水公園から5時間で登ることができました。予定の時間に完全に追いついたので先へ進むこととします。

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皇海山から鋸山方面へ向かうと鋸山がすごい尖ってる!鋸山までの道は一般登山道の割に笹にかなり埋もれていました。

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12時23分、鋸山到着。鋸山からの皇海山は特に素晴らしい。これを見れば深田久弥が皇海山を百名山に選んだのも少しはわかる気がしました。時間の都合で皇海橋からのピストンって方も深田久弥が皇海山を百名山に選定する理由の一つとなった鋸山には訪れてほしいと思いました。

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鋸山から武尊山方面。

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鋸山から男体山方面。

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鋸山からこれから向かう庚申山・オロ山を見ます。

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鋸山から庚申山へ向かうルートの序盤は鎖場と梯子の連続。

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特に梯子が凄いw

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しばらくは痩せ尾根が続きますが、こんなとこ道あるの!?って稜線を直で進みます。

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急坂の連続でロープがなかったら結構危なかったです。

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ほとんど巻いてはくれないルート。

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20分くらい歩いても全然進んでなくて焦りますが慎重に。

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でも途中からは樹林帯通しで加速できて、焦りの気持ちは杞憂に終わりました。

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そんなわけで、14時3分、庚申山到着。

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庚申山から皇海山を見ると大分鋭いピークに見えました。

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さて、庚申山からオロ山へは道がありません。特に庚申山からの出だしが先の見通せない笹薮の広尾根で非常に分かりにくく、GPSやコンパスでしっかり方角を確認する必要があるでしょう。

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一瞬の平和。

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基本こんな腰ラッセルですが、散乱している倒木が見えなくて時折脛をぶつけて闇でした。

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オロ山直下は樹林が密集していたので少し南に外して登りました。

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14時57分、オロ山到着。

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オロ山からは赤テープも出てきます。オロ山直下のみ藪が濃く北尾根に入らないように注意が必要でしたが、以後はまさかの楽園に転化しました。

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沢入山を目指しますが、基本360度の展望のある縦走路でした。美味しすぎです。道がないとはいえ、何故ここを歩いた記録がほとんどないのか!?と思いました。

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朝に見上げていた素晴らしい岩たちがあんな下にあります。

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15時54分、沢入山からの皇海山。奥の黒いピラミッドが皇海山です。かなり来ましたね。

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沢入山も立派な標識があります。

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沢入山から先も素晴らしい縦走路ですが、松木沢側はボロボロ崩れているので少し注意です。

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中倉山までずっと360度展望の楽園でした。元からこうだったのでしょうか、鉱山の影響もあるのでしょうか。

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もうここで寝てもいいですねぇ。

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16時24分、中倉山到着。皇海山からはほぼ完璧に予定通りのタイムで歩けました。

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中倉山から銅親水公園までは地図に道が書かれていないにも関わらず完全な登山道があって驚きました。

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登山道を越えた完全な登山道で30分で標高を600m落とすことができ、銅親水公園から出ている林道の917m標高点に飛び出しました。

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17時38分、林道を3kmほど歩き、無事に大周回を終え、銅親水公園に戻ってくることができました。

感想まとめ

松木渓谷に鋸山庚申山縦走路、石塔尾根を合わせた皇海山の周回コースは、沢歩きに尾根歩き、鎖場や梯子のある岩場歩き、深い笹漕ぎがあると思えば、360度見渡せる長い縦走路も歩けると、およそ登山における全てが楽しめるルートだと思いました。我ながらいい周回コースを見つけたと思います。というわけで皇海山、是非このルートでの周回をオススメします。

この皇海山で百名山もついに96座目となりました。

因みに2018年現在ではこの周回コースに関する記録も徐々に増えていっているようで、みなさんとても楽しまれているようです。いいルートが提示できてよかったです。

コースタイム

6:18銅親水公園-7:31林道終点-7:48三沢出合-8:48ニゴリ沢出合-9:06モミジ尾根起点9:28-10:16標高1636m-11:16皇海山11:36-12:23鋸山12:48-14:03庚申山14:11-14:57オロ山15:08-15:54沢入山-16:24中倉山16:34-17:04中倉山登山口-17:38銅親水公園
歩行時間 9時間44分、行動時間 11時間20分

ルート図

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標高グラフ

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